福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

YXS11コンフォート、ブロアモータ交換

トヨタYXS11コンフォートのブロアモータを交換した。

お客さんは、ブロアモータが壊れても、レジスターが壊れても、はたまたガスが漏れても、
「エアコンが効かないからちょっと見てくれ」なのである。
(^o^)よし来た!おまかせ!

中には、自分で診断していただいて、指示してくれるお客さんがいる。
(´д`)「ちょっとエアコンのガスの量を見てくれや、・・少ないやろ・・え?少なくない?
      そんなはずないやろ・・・ほなら、詰まってるんやろ。どうな?詰まってたか?」
なかなか、問診が進まない。

まあ、そんな愚痴はどうでもよい。
今回は、動かなくなったブロアモータを分解してみました。

イメージ 1動かなくなったブロアモータ

蹴っ飛ばすと、ちょっとだけ動いたりします。
タクシーでは、一生のうち、1回ないし、2回必ず交換すると言う、部品の一つです。

イメージ 2羽を取る。

もとより、分解して、また元に戻せるたぐいの部品ではありません。

イメージ 3中身

多量の金属粉が出てきます。
昔、子供の頃、マブチモータをバラバラにしたことが有りますが、それと構造はたいして変わりません。

イメージ 4コイルの接点

ブラシの磨耗はもとより、コイルの接点(コンミュテータ)の磨耗が激しいです。
もっと磨耗がひどいのもたくさん見ました。
先ほどの金属粉の正体はこれです。
これでは、ブラシを交換しても、無駄です。ブラシだけで部品は売っていないと思いますが。

一度、分解清掃して、もう一度組み立ててみたことがありますが、
まるっきり無駄。ああ、あほらし。
結局、ここまで接点が磨耗してしまうと、修正しようがないのです。
そんな実験はこの記事を見た人はやる必要ないです。


(-.-)・・・やらねえよ。