伝説の整備士その８（不死身のアンドロイド）
彼は若くして、肺を患い、背中から大手術で肺の３分の２を切り取ってしまった。
しばしの入院の後、元気になって、仕事をバリバリ続けていた。
長い間元気に生活していたが、
今度は、胃を患い、胃を全部と腸の一部を切り取る大手術をした。
普通の人ならこの時点でかなり参ってしまうだろう。
ところがこのおっさんの口からは痛いだの辛いだの、聞いたことが無い。
そんなはずはないのであろうが。
事務所に遊びに来ては、楽しそうに笑いながら、
タバコをふかしている。
(~_~；）杉田さん（仮名）それ、体に悪いのでは・・・
「杉田さん（仮名）、コーヒーでも飲みますか？」
（゜□゜；）しまった、コーヒーは胃に悪いか。
（＾ｏ＾）「あ～おおきに、頂くで～。」
(~_~；）「杉田さん（仮名）。うっかりしてた、コーヒーはいけないんじゃ・・・」
（＾ｏ＾）＃「そんなもん、気にしてたら胃に悪いワイ！」
・・・彼には胃はない。
ところが、このおっさんの話しはまだつづく。
注：冒頭の絵は本文とは直接関係ありません。
