福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

中古エンジンがストッコドッコイ

ほいでよ

ジムニーの車検の引取に行ったら、

「エンジンの力が無いから、プラグの点検して」

とか言ってるけど、どうよ。
いや、車検だから、プラグは点検するけどよ。

「それから、オイルのランプが時々点くんだけど、接触わるいんか?」

うわもーー!
点いてるもんが、時々消えるなら、「接触わるいんか」かも知れんけど(僕はそんな言葉は使いません)
普段点いたらあかんもんが時々点くんだから、接触は悪くないやろ。
オイルの圧力が極端に下がったんだ。
途中はしょるけど、
タービンがやばい!

乗ってみたら、案の定、タービンが焼きついていた。

タービンが焼きついたら、タービンを交換すれば良い訳ではない。
オイルが詰まって、油膜が切れて、タービンが焼きついたんだから、
少なくとも、オイルパンをはがして、オイルパン清掃、ストレーナ交換などの作業が必要です。

今回、シリンダヘッドを降ろして、オーバーホール、
そして、オイルパンをはがして、清掃。
ここまで分解すると、ピストンが抜けるし、メタルの点検も出来る。

メタル、ダメ。

というか、これ、分解した形跡があるで。
たぶん、オーバーホールしてるで。
お客さんに聞いてみたら、
「そういえば、以前、走行中にエンジンが止まって、近くのスズキに持っていった。」

2回目かよ!

シリンダブロックの上面を磨いて点検してみたら、
腐食して、ボコボコだった。
これは、使えない。

何処かに、シリンダブロック、落ちてないか?