無限シリーズ その３

無限ペリペリ

ほほう、これがうわさの、「さながらぢごく」を体験できると言う
無限ペリペリかぁ

ペリペリ

どれどれ、
早速、ペリペリしてみるかぁ。

この、「早速ペリペリしてみるかぁ」と言う言葉がもう既におかしくて、
３８年生きてきて、「早速ペリペリしてみるかぁ」なんて初めて使うだろう。
さあ、この箱をペリペリするぞお！何て思ったことないし、
ちょ、ちょっとだけ俺にペリペリさせてくれ・・なんてことも無いのだ。
まあ、そんなことはどうでもいい

・・ペリペリ
ペリペリ・・
・・ペリペリ

正直、これが一番ハマったね。
まさに「さながらぢごく」を体験している最中だったりする。
もう、触りたくないのに、ペリペリしてしまう。

ちなみに、人によって、つぼが違うらしく、
プチプチに食いつく人もいれば、
えだまめに興奮する人もいた。

事務所に置いてて、食いついてくれれば、それはそれでうれしいのだが、
全然触ろうともしない人もいる。
興味を示さない。
逆に腹立つ。

ペリペリする感触は、なかなか良く出来ていて、
なんとも小気味良い

いやぁ～
僕も、整備士がハマりそうな
無限シリーズを考えてみたのだが、

「無限雨の日の下回防錆塗装」なんてどうだろう。

雨の日に、シャーシブラックを吹き付ける。
一通り、吹き終ったと思ったら、
なんだ？あんまり黒くねえなあ。
もう一度吹いて見る。
あっれえ？綺麗にならないなあ。
水性塗料に切り替えてみた。
うむ、黒くなったぞ。
っと、思ったら、なんだか、上からボタボタ落ちてきた。
わあっ！シャーシブラック、溶けてるじゃん。
まさに「さながらぢごく」
考えただけでも恐ろしい。

車の下で、白骨化した福本がいるかもしれない。