ミドリガメ

やつらが最近、
やたら、おさかな釣りに行きたがってんだ。

ついにこないだ、工場の奥から竿を出してきて、
自分たちだけで、行こうとするもんで、
ウキと、ハリをつけてやって、
近所のどぶ川へいっしょに行った。

どぶ川に、竿をたらしていると、
みんな見に来るんだな。
通りがかりのおっさんが、やってきて、
「何を釣ってるの？」
なんて聞いてくる。
（´ω｀）そんなこと、僕だって分からないんだ。
だって、僕は、釣りはやったこと無いんだ。
「いやぁ～、何が釣れるんでしょうねぇ～はっはっは」
とか言って、ごまかしといた。

まあね、何か魚が泳いでるのが見えるんだけどね、
フナだと思っていたんだけど、
こっちの仕掛けには興味をしめさないね。
たまに興味を示すとしたら、カメぐらいだ。

しばらくして、
別のおいやんが、やってきた。
いわく
「そいつは、ボラの子だろう。
　フナなら、釣れるけど、ボラは、釣れないよ。」
なんて、教えてくれた。
（´д｀）「そうなんですか。・・有難うございます。
　　　　　　こないだ、カメが釣れました。」
（＾O＾）「ははは、カメなら食いついてくるなぁ。」

案の定、何も釣れない。
一匹の、ミドリガメが、寄ってきた。
でも、針が大きいんで、ちょっと釣れないだろうね。
えさを撒いたら、もうちょっと近づいてきた。
小さいカメは、警戒心が少ない。
手が届いたんで、アミですくっちゃった。

ゲット

（＾O＾）ノ（＾O＾）ノカメさんげっと～～！
やったあ。
以前釣ったカメは、
大きくて、噛まれて痛かったので、放流したけど、
これなら、持って帰っても大丈夫。

ミドリガメ

早速持って帰って、
飼う事にしたよ。

名前は、やつが名づけた。
「ミドリくん。」
どっかの電気屋の販促キャラクターみたいな名前だ

ミシシッピアカミミガメ

昔、
夜店とか、デパートの屋上で、売ってました。
ミドリガメ！
あれ、欲しかったんだよね。
今はどういうわけか、
普通に生息してるな。
長年欲しかったものが、
ついに手に入ったわけです。

小さい

彼の名前は
ミシシッピアカミミガメと言うそうです。
今は、たにし食べてます。