福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

スズキリーンバーンのA/Fセンサ

ちょっと、気になってたんですよ。
リーンバーンと言うエンジン制御が有りまして、
何を調べるでもなく、ちょいと、点検してたんですが

そもそも、ガソリンと、空気の混合の割合と言うのは、決まっていまして、
それを理論混合比と言うのですが、

それよりも薄いガソリンで、燃焼させてやろうと言うことらしいんですが、
ちょいと考えただけで、いろいろな疑問が出てくるのです。

最初は、O2センサの電圧を観測していたのですが、
いつもの、フィードバック制御の波形ではない。

動かない。
だからと言って、これ、別に壊れているわけではないんで、
慌てて、部品を交換してもいけない。

まあ、燃料が薄いんですから、あたりまえなんですが、
だったら、どうやって、制御しているのか。

ここで、O2センサとは別に、A/Fセンサというのが出てくるわけです。

イメージ 1観測

A/Fセンサを観測してみると、
・・・なんだか動かないですね。

動かなくて、いいみたいです。
どうやって、点検するのかと言うと、

・完全暖気して、アクセルをOFF→ON→OFFと操作します。
・アクセルは、全閉から、全開、そして、全閉にもどります。
・全開のとき、エンジン回転数を3000rpm以上にしてください。

すると、こんな波形が現れます。

イメージ 2点検

お、ちょっと動きましたね。
こんな波形が出れば、正常らしいです。

解説しますと、
①から、アクセル全開です。リッチ状態になります。
②から、アクセルをもどします。
    フューエルカットが作動して、リーン状態になります。
③フューエルカットが終わり、アイドリング制御に戻ります。

A/Fセンサで、制御しているんだから、O2センサは要らないんじゃないかと思うんですが、
なんだか、やっぱり、O2センサも動いています。
ちょっと、なんのこっちゃか分からないです。

ちなみに、暖気中は、O2センサは、リッチになってました。

ちょっと、この車は、出庫しますんで、時間切れ。
また、機会があれば、いろいろ調べてみたいと思います。