福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

キャビテーションの破壊力

ウォーターポンプからの水漏れで、ウォーターポンプを取り外した時の事。

車種は、トヨタ コンフォート
タクシーです。

イメージ 1ウォータp

なんだか、変なところに傷がある。
もっと良くみてみましょう

イメージ 2壊食

うわっ!なんやこれ
虫歯みたいになっとるやん。

すぐに分かりましたが、
これは、きっとキャビテーションの仕業でしょう。
壊食(エロージョン)と、言うそうです。

液体が高速で流れると、部分的に圧力が下がって、
突如!そこに空洞が現れると言う。
水の場合はそれは水蒸気だそうで。
その空洞のことを、キャビティと言うらしいです。

なんだかミキティみたいで、素敵な愛称だね。愛称じゃない?

それにしても、すごい破壊力だね。
いつもは、こんなところにボコボコは有りませんので、
ウォーターポンプのガタが、影響しているんでしょうか。

イメージ 3ポンプ

ポンプの羽根は、欠けたりしていません。
ガタっつっても、外しちゃうと、分からなくなるくらいの小さなガタですよ。
そうそう、これ、クーラントが入っていない、真水の状態でしばらく走っていたね。
それも原因かもしれない。分かんないけど。

話によると、
指がポキッって鳴る時に、キャビテーションが発生しているらしいぞ。
そんなこと聞いちゃうと、指を鳴らすのが恐くなるな。

羽根は欠けていないんだけど、良く見ると・・

イメージ 4中心

羽根の中心には、衝撃が有ったようです。