福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

伝説の整備士その6

このおやじは正確に言うと整備士ではない。
でもそんなことはどうでもいい。

このおやじ、客が来ると、開口一番
(゜д゜)「なにしに来たんやっ!」
怒る。

店に車を入れると。
(`д´)「なにしてんねん。入って来んなっ!」
怒る。

見積を頼もうものなら。
(`д´)ノ=Θ「治すんか治せへんのかどっちやっ!!」
すごく怒る。

とにかく、常に怒っている。客商売としては、成り立たないと思うのだが。
いやいやなんの、客が途切れることはない。
僕もいつも、怒られながら仕事をたのんでいる。

ある日、タクシーの運ちゃんでも気の荒い人がやって来たのに出くわした。

(゜д゜)「何しに来たんやっ!」
〔`ω´〕「車壊れたから来たに決まってるやろがっ何ちゅうこと言うねん。」
(`д´)「何してんねん。入って来んなっ!」
〔`ω´〕「なに言うとんじゃあ。ほなどこに車止めたらええんじゃ。」
(`д´)「どこも止めんなっ!入って来んなて言うてんねん。」
〔`ω´〕「ところで、いくら掛かる?」
(`д´)「分かれへんなあ」
〔`ω´〕「分かれへんってあるかぁ。だいたいいくら掛かるんじゃ。」
(`д´)「そんなもん、やって見やな、わかるかぁっ!治すんか治せへんのかどっちやねん。」
〔`ω´〕「いつ出来んねん。」
(`д´)「分かれへんなあ」
〔`ω´〕「だいたい分かるやろっさっきから、ええ加減にしとけやっ」
(`д´)「なんやとっお前はうるさいんじゃぁぁ」
〔`ω´〕「あほんだらっ、もう来えへんど。」
(`д´)「あ~来んなっ来んなっ!!お前ら、来ていらんのじゃあっ!」
ついには、追い返してしまった。
なんやねん、このおっさんは。
そこへ僕が
(-.-)「あの~これを・・」
(`д´)「なんやお前、まだおったんかっ!そこへ置いとけやっ」
どうやら、合格らしい。

こんなこと書いたら怒られるわい(>_<)