福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

シフトインジケータの回路

「三流整備士の???」からのトラックバック記事です。
三龍さん、勝手なことをして、申し訳御座いません。

非常に分かりにくい壊れ方なので、等価回路を書いて考えてみました。

イメージ 1Nレンジ

接触不良を起こしているのに、点灯しているNレンジ
そして、回路図に無い、なぞの配線の存在。

あらかじめ言っておきますが、間違っているかもしれませんが、
簡単な、バックランプの回路を追加したら、説明が出来そうです。

イメージ 2Nレンジ等価回路

これを、もっと見やすく整理してみます。
なるほど、Nランプが点灯しそうに見えます。

大きい抵抗で、接触不良をあらわしています。

イメージ 3Rレンジ

Rレンジも、点かなきゃいいのに、点くらしい
要らないであろう回路はこの時点で省いています

イメージ 4Rレンジ等価回路

並べ替えた回路です。
大きな抵抗を思い切って省いてしまえば、いいかも。
でも、一応残してあります。

イルミランプが、点灯してそうですね。


さて、これに、イルミスイッチがONすると、また違った回路が現れます。

イメージ 5イルミ点灯Nレンジ

これは、上の回路と似ていますが、イルミランプには、さっきと逆に電流が流れています。

イメージ 6イルミ点灯Nレンジ等価回路

この調子で、Rレンジの回路も考えました。

イメージ 7イルミ点灯Rレンジ

ここ、ちょっと、注目!!
Rレンジのランプが、イルミスイッチがONすると、消えるんですよ。

イメージ 8イルミ点灯Rレンジ等価回路

ははあ、消えましたね。たしかに、消えそうですね。


と、ここまで書いていて、ちょっと、疑問が出てきました。
ひょっとして、・・・ランプが点灯してないかい?

続きをかきましょう。
次は、Dレンジに入れたら、Rレンジが点灯する
イメージ 9イルミ点灯Dレンジ

これが、ややこしい。
変につながっている。意味がわかんない。

イメージ 10イルミ点灯Dレンジ等価回路

なんとか、まとめてみました。
あれ?僕てっきり、Dのランプと、Rのランプが直列につながったのかと思ったら、
つながってないですね。
結局、Rレンジのランプは、Rレンジに入れない限り、点灯しっぱなしじゃないですかね。


これで、だいたい、再現出来たようにおもうんですが・・・

ところで、さっきの疑問ですよ。
ひょっとして、Rレンジに入れてないのに、
バックランプ点灯してる時が無いですか?

2回ほど、見たことがあるんですよ。
バックランプが点灯したまま、前に走っていった車を!!

だとしたら、やっぱり、修理したほうが良いんじゃないですか?