福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

アンビリバボー

車検で預かった
三菱の箱バン

デフのオイルが漏れていた。

イメージ 1デフオイル

ちょっと、写真が小さくて分かり難いが、漏れている。
おそらく、デフミッドオイルシールが原因だろう。

デフのフランジ部分にガタは無い。
オイルの量も点検しておいた。

イメージ 2オイルの量

このまま走っていてもオイル漏れが止まることは無いと思うので、
オイルシールを交換することにした。

ドライブシャフトを外して、
フランジのナットを緩めるのだが、
このナットは非常に堅く閉まっている。
なんとか、フランジ部分を固定しておきたい。

と、その時。
ふと、脳裏によぎった、古い工具。
何時からここに有ったのか?誰が何のために使ったものなのか、定かではない。(※1)
私が記憶しているのは、もう、20年以上前にちらと目に付いた変な形。
「・・・もしや、あれは工具だったのか?」
かすかな記憶を頼りに、工場のほこりを掻き分けてみる。
「あった、この変な形の棒!」

イメージ 3変な形の棒

棒の真ん中には、なぞの数字が刻んである。
「09330-20010」
どこかで見たような数字の並び方だ (※2)

恐るおそる、変な形の棒をフランジ部にあてがってみる。
「うおっ!これは!!」

イメージ 4フランジ部にあてがってみる

「ピッタリだ!!」
なんと、20年以上も工場の片隅で眠り続けていた、変な形の棒。
遥かな時を超え、今、まさに工具として使われようとしている。
僕はこの、へんな形の棒を、

「アンビリバ棒」と名づけた!




オイル漏れはちゃんと直りました
三菱さん、その節は親切な対応、有難うございました。


※1 軽トラか何かのフランジ外すのに使ったに決まってんだろっ(´ω`)
※2 この数字は、たぶん、スズキの特殊工具じゃないでしょうか?(未確認)
   スズキの特殊工具が、三菱とピッタリ合ったのに驚いた。