福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

ロードスターのリアキャリパその2

昨日のつづきですよ。

ピストンを抜いた後のシリンダーから

イメージ 1シリンダ

真ん中に見慣れないボルト状のものがあります。
これはサイドブレーキのロッドですね。
ピストン側のねじと勘合しています。
ねじになっているのは、ディスクパッドが減って、
ピストンの飛び出し量が変化した時に対応するためですね。良く出来てますね~。

なんか、むつごろうが動物の説明をしている時のようなイメージになってきました。

さらに分解していきましょう。

イメージ 2分解

ボルト状のものは、小さいピストンみないになっています。
スナップリングを外して、小さいピストンを引き抜くと、①
サイドブレーキのレバーが横に抜けます。②
パズルのようですね。

イメージ 3シリンダ

さあ、ここまできて、やっと、全貌が明らかに!
シリンダの中はかなり錆びていますね。
調整ねじは、センターをずらして取り付けてあって、
ギアで、小さいピストンを回すようになっています。
ついに、調整ねじを取ることは出来ませんでした。

結局、錆び付いて、調整ねじが回らなくなって、なめてしまったのでしょう。
このキャリパーはもう使えませんね。

それではみなさん、さようなら~(^。^)ノシ