福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

水に溶けるブレーキオイル

ブレーキオイルは水に溶けます


(~_~;)うそでしょう?
いや、まあ本当なんです。

僕も一番最初はうそだと思いましたが、実は整備士には常識です。

では早速やってみましょう
イメージ 1水に入れる
たくさんの水に、ブレーキオイルを入れます。

イメージ 2かきまぜる
撹拌棒でかき混ぜました。

イメージ 3溶ける
良く混ざりました。
ただし、白く濁ります
時間をおいても、このまま。分離したりしません。

イメージ 4水を入れる
今度は、たくさんのブレーキオイルに水を入れてみました。

イメージ 5溶けた
こんなことをしたのは始めてです。
かき混ぜると、ごく小さい泡状のものが遊離したようになりました。

(~_~ )ん?これが白濁の原因か?これ以上混ざらないのかな?

ところが、しばらくすると、泡状のものは少しずつ消えて、もとの色に戻りました。
小さい泡状のものは、水がつぶ状になったもののようでした。

さらに、2割ぐらいまで水を足してみましたが、
うまく、溶けてしまいました。
色も綺麗で、元のブレーキオイルと見分けが付きません。

さらに水を加えると、今度は急激に白濁していきます。

ブレーキオイルの成分はポリグリコールエーテルです。
こぼれたら水で流しましょう。