福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

オイルが漏れた。

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自動車には、エンジンオイル、ミッションオイル、パワステオイルなど
たくさんのオイルが入っている。

走りまわっているものだから、オイルも漏れることがある。

どのオイルも、乾かないで、べっとり濡れた状態になるので、
点検すると思いのほか分かりやすい。

写真は、9万kmを過ぎた頃のある車のフロントショックアブソーバー
1枚目は左で2枚目は右だ。
実は、どちらも漏れているのだが、2枚目のほうがたくさん漏れているのが分かる。

良く、音が気になるからショックを換えてくれと言う依頼があるが、
ショックで音が出ることは、実は少ない。
ほとんどは、ブッシュのへたりの音だったりする。安い部品から、交換していくべきだ。

しかし、オイルが漏れてきたアブソーバはもう、役に立っていないことが多い。
外してみるとスカスカだったりする。乗り心地も、振動が収まらなくて、タイヤも減りやすいだろう。

新しい車は壊れない。壊れてない。と、思いがちだが、そんなことはない。
自動車はものすごい数の部品を使っている。
仮に、部品に1%の割合で不良品が必ず出るとすれば、
100台に1台の割合で保証修理があるのかというと、
実は違って、すべての新車に保証修理が発生すると考えるべきだ。
日本の自動車は、3年、6万kmどちらか早いほう、エンジン、ミッションとかは、5年、10万kmとか、
驚異的な保証期間が設けられているので、ぜひ、利用しよう。