サーモスタット - 福本児童舎　新館

ヒーターが効かないんで、
点検修理。

最近は、水温計が無くなって、
青いランプと赤いランプが付いてるけど、
こんな時は、やっぱ水温計が欲しいな。

いつまで経っても、青いランプが消えないんで、
サーモスタット外してみた。

ストーブの上で、サーモスタットを茹で上げるのが、
正しい診断方法に違いない。

茹で上がると、
すき間が出来る。

温度計で、水温を測りながら、すき間を観察する。
古い温度計の文字が消えていて、読みにくい。

これは、７８℃で開く部品らしいが、（部品に温度が書いてある）
６０℃でもまだすき間が有った。
とりあえず、サーモスタット交換した。

かなり僅かなすき間でも、なかなかエンジンの温度って上がらないものなんだな。

今思い出したけど、
昔こんなことが有った。
夏のさなか、タクシーの運転手さんが来店。
「おい、サーモスタット交換してくれ。」

ところが、水温計の針は安定して真ん中をさしているぜ？
「オーバーヒートですか？それとも・・・」

「エアコンが効かんのや！サーモスタットが付いてるやろ？」

だから、自分で判断せずに、症状を教えてくれと、
口をすっぱくしていつも言ってるのに。
なんぼ言うても分からん人やなあ。
あんたの想像力は自動車整備に必要ないねん。
エアコンの部品はサーモスタットしか無いんかい！
「なるほど、ガスが漏れていますね・・。」

「ガスが漏れてたら、ええんかいっ！」

ええわけないやろ。
どんな説法やねん・・・。

以上。
福本の言いたい放題のコーナーでした。