福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

AK12マーチ修理完了?

まあ、機械物をちょっと分解した人なら、
分解した状態を見ただけで、
たいへんな作業なことは、おおかた予想は付くでしょう。
え、こんなに分解して、元に戻せるんですか?
「いやあ、プロなんだから、そんなことはお茶の子さいさいだろう。」なんて人は
むしろ、ぜんぜん分かっていない人であることは、
こちとら、全部お見通しなんだよっ!

まあ、最近は便利なものがございまして、
僕の代わりにデジタルカメラなるものが、
分解した時の様子を逐一記憶しておいてくれるのです。

さて、組みあがったマーチのエンジンをかけると、
メーターパネルになにやら赤いランプがチカチカとしています。
おや、エアバッグに問題があるようです。
これは、運転席か、助手席のインフレーターの配線がうまく刺さっていないのでしょうか。

便利なものは他にもございまして、
HDM-2000と言う診断機を取り付けてみますと


イメージ 1


「B1038 バンパーセンサ断線/上流電源短絡」
と、出ました。
はて、インフレーターでは、無かったようです。

優秀なる経営コンサルタントの方がおっしゃるには、
「これからは故障診断機が、整備士の代わりに故障箇所を教えてくれる。」
らしいのですが、
たたき上げの自動車整備コンサルタントの場合はこう言います。
「てめえが触った場所をくまなく探してみろっ!」
そうです。
ここで、前に回って、バンパー周辺のセンサを探しているようでは、
すとっこどっこい。
もう一度、分解した場所を分解してみるべきですな。


イメージ 2


もう一度分解してみました。
取り外したソケットは、全部カメラに収めてありますので、
写真と、ソケットを見ながら、考えます。


イメージ 3


原因は、案外速やかに見つかりました。
黄色いソケットが、ちゃんと刺さっていませんでした。
ああ、良かった。


イメージ 4


合格。

ありがとうございました。