週刊Ferrari F2004の20,21
エンジンの名前は、
GX-15というらしい。
KYOSYO製。
グロー燃料と言う、専用の燃料を使用する。
なあんだ。ガソリンじゃないのね。
燃料に点火するのに必要なのが、
20号のパーツである、グロープラグ。
ガソリンエンジンとは、点火方法が違って、
先ず、このプラグのフィラメントに電流を流して、
赤熱させて、エンジンをかける。
エンジンがかかると、
このフィラメントは実は、プラチナ合金製で、
電流を流さなくても、赤熱し続けて、
燃料を点火し続けるのだそうだ。
なるほど。
グロープラグをシリンダヘッドに取り付けました。
さて、
21号のパーツは、ピストンと、シリンダライナーです。
で、このピストンとシリンダライナーのクリアランスが非常にシビア。
めっちゃ硬い
だって、抜けないもん。
シリンダライナの中でピストンが動くイメージなんだけど、
こんなに硬くていいの?大丈夫なの?
調べてみたところ、大丈夫らしい。こんなに硬くていいらしい。
自動車のエンジンって、ピストンがスムーズに手で動くんだよな。
まあ、ピストンリングが付いてるけどねえ。
やったーっ!!
エンジンが出来上がったよ!
萌え~。
そしてね、
「アフターランオイル」を数滴垂らして、リコイルスターターをゆっくり引っぱってみろ
って、書いてあるんだけど、
「アフターランオイル」って何処に売ってるのよ?
そんな超レアな、オイル、見つけられないよ。
考えたあげく、
うちにあった、2ストロークオイルを垂らしてみました。
大丈夫だろう、きっと。
むしろ、こっちの方が良いかも知れん。
そして、リコイルスターターを引っぱってみたら、やっぱり硬いの!
ゴリゴリ?
ピストン組む時も、少しオイル付けて組んだんだけどな。
でも、もう少し引っぱって、オイルが馴染んできたら、
うまく行きましたよ。
ポコポコっ!動くようになりました。