ぬけがら見てきた

「演劇集団和歌山」の

「ぬけがら」を見てきましたよ（・ω・）ノ

いやぁ～。楽しかった。

始まる前に、舞台の写真を撮らせてもらいましたんで、
ちょっとご紹介

舞台

ちゃんと、断って撮らせてもらったんで、心配しないように。

携帯で撮ったから、いまいちクリアな映像ではないな。

舞台は、見たとこと、団地の一室です。
右にベッドがあって、その向こうの窓はベランダですね。洗濯機が置いてあります。

奥の方は、キッチンで、左には、ちょっと古い冷蔵庫。チラシが磁石で止めてあります。
その左には、”みずや”があります。

そして、写真では見えないけれど、左に出入り口。団地によくある、鉄製の扉。郵便受けが付いてるやつです。
そのまた左に、トイレが有ります。

物語は、始終この団地の一室で繰り広げられていくのよ。（・ω・）

映画には映画の面白さがあって、ブログにはブログの面白さがある。
そして、舞台には舞台の面白さがあるのよ。
それは、「ある種のリアリティー」と僕は呼んでいるんだけど、

こいつぁ～、一言では、伝えきれないなぁ～。

僕はただ、感想を書くだけ。

・・・

部屋の中には、ピクリとも動かない男たちが横たわっている。
その中で、どういうわけか、離婚届を突きつけられている、主人公の男。

なんだこりゃ。

母親の葬儀をすませたばかりのこの男。
なんだか、とてつもない災難を一人で背負っているらしい。

そこへ、さらに、とんでもない事件がっ！！
82歳の認知症の父親がトイレの中で脱皮して、20歳ほど若返ったのさ！

（゜□゜；）

そして、主人公に何が起こったのか、
しだいしだいに、解明されていく。

その後も父親は、けっこうなテンポで脱皮を繰り返し、
主人公の過去と、おやじの過去がどんどん、逆に再生されていくのさ

この、おやじが、愉快な人物でね(>∇<）
けったいな親子喧嘩になっちゃうわけよ！
「ははは、まいっちゃった。また脱いじゃったよお。」
はははじゃねえよっ！(>∇<）＃なんだよっ！これ！
それに、離婚をせまる妻、
主人公の浮気相手が出てきて、
葬儀屋の女性社員までからんできて、
そりゃあもう大騒ぎになっちゃうのだ。

どういうわけか、ぬけがらになった、おやじが全部動き出して、おやじどうしがしゃべりだしたりして、
おかしいったら（＾＾）

そして

最終的に

おやじはどっかへ行っちゃうんだな。

ちょっとさびしいんだ。（´ω｀；

主人公はと言うと、

残念ながら離婚はまぬがれなかったんだけど

未来に向けて、さっそうと、歩き出すんだ。

楽しくて、
そしてちょっと悲しくて
最後は、すっきり気分の良い
２時間半でした。

おつかれさまでした。