福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

エンジン止まる車の話

こないだ、
整備士の友達と話をしていて、こんなことが有った。

ホンダの軽自動車で、
走ってると、エンジンが止まることがあると言う。
エンジンかけると、またかかる。
最近頻度が多くなってきたので、ご来店だそうで、

「それでね、症状が出たときに、急いで点検したら、
 火花が、3つとも飛んでなかった。」

ほほう、なるほど。
ダイレクトイグニションが3つとも火花が飛ばなかったとな?
インジェクターは動いてたのかな?

「う~ん、すぐかかっちゃうからなあ。
 動いてなかったように思うんだけどなあ。」

インジェクターが動いてなかったのなら、
ずばり、クランクセンサ辺りが、怪しいのだ

僕なら、センサに、オシロスコープつないで、
止まるまで走ってみるなあ。
もしくは、ドライヤーでセンサを温める。

「そうだな~。めんどくさいけど、やってみるよ。」






その後、また、話す機会が有った。

「あれね、オシロスコープつないで、やってみたのよ。」

ふむふむ。

「ドライヤーで温めて、70度ぐらいで、センサの波形が途切れた!」

おおっ!!

「センサ交換して、70度ぐらいになるまで走ってみたけど、
 止まらなかったんで、大丈夫だろう。」

そりゃあ、
センサの波形が途切れたのを確認できたんだから、
なかなか良い仕事をしたに違い無いのだ。


で、
ひとつ疑問に思ったんだけど。

「ところで、センサの温度って、どうやって測ったの?」

「普通の温度計で測ったよ。」


普通の温度計?

僕の想像する普通の温度計って、
あれだ。
ガラスの棒で、下に赤い玉が付いてるやつだ。

「ああ、それじゃないよ。
 非接触の、温度計があるんだよ。」


と、言うわけで
温度計を持ってきてくれた。

イメージ 1温度計

おお、
なんだこりゃ。

「ボタン押してみな」

ほほう
温度が出てきた。
こりゃ便利だな。


そしたら、友達が
その温度計を置いていった。
別にくれたわけでは無いらしいんだけど、
二つ有るから、とか言って、なんだか置いていった。


イメージ 2測る

今では
専ら
ザリガニの水温と、
カブトムシのマットの温度を測るのに
重宝している。