福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

カンバンを描く(後編)

さあ、下書きが出来ました。
それでは色を塗っていきましょう。
後は塗り絵です。

イメージ 1塗料

その前に塗料のご紹介。
水性のペンキです。

わたくし、つい、数年前まで、水性のペンキをナメテおりました。
水性のペンキなんざ、”ダマ”になって、塗りにくいし、ムラになるし、すぐ剥がれるし。
やっぱり、油性だろう。と思っておりました。

ところが、ある時油性のペンキで手荒れをおこして、やむなく水性のペンキを使ってみたところ、
最近の水性のペンキすげえ(゜∇゜)#
塗り心地なんか、油性と変わらん。
ムラにもならないし、剥がれない。
そして、垂れない!!m9(`д´)
第一、後の処理が楽チンだ。

もしかして、カンペパピオがすごいのかも知れないし、
昔使った水性ペンキが風邪をひいていたのかもしれないけど。

さておき、このペンキで、先ず、ふちから塗っていきます。
細い、平たい、固めの筆を使うと塗りよいと思います。

イメージ 2ふちを塗る

ここで、字の輪郭が決まるわけです。
出来るだけ丁寧に!それでいて、大胆に。

ふちを塗ったら、コーヒーでも飲んで休憩だな。
て、言うか、ふちを塗るだけで、丸二日ぐらいかかってるけどな。
乾く速度も、別に気になることでは御座いません。
むしろ、天気の良い日は、手早く作業しないと、筆が乾いちゃって塗りにくい。

イメージ 3カラスのいたずら

うちでカンバンを描いていたら、
カラスが様子を見に来ます。
2年前に描いていた時は、カラスがカンバンの裏へ回って、遊んでいました。

今回、塗料の缶を逆さに置いて休憩していたら、
カラスに突かれました。

塗料の缶を開けたまま休憩した時がありますんで、
ひょっとして、クチバシが緑色のカラスを近くで見ませんでしたか?

イメージ 4出来上がり

さて、ふちが塗れたら、後は中をコツコツと塗っていくだけです。
2回塗ると、発色が綺麗です。

あ、あんまり近くで見る物ではありません。
カンバン屋さんにはなれませんが、
素人でも、やたら時間をかければ、こんなカンバンが描けました。