福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

チョークバルブ

イメージ 1チョーク

古い車だ。
チョークが付いている。
チョークが付いた車は、チョークを引かないと、なかなかエンジンがかからない。

今時チョークが付いている車は珍しくて、写真を撮っちゃいました。

チョークを引くと、チョークバルブが閉まって、
吸入空気の量を少なくして、ガソリンの割合を増やして、
点火しやすくする。と言う装置です。

エンジンが冷たい時は、チョークバルブをいっぱいに引いて、
アクセルを踏まずにエンジンをかけます。
この時、アクセルを踏むと、チョークバルブが開いちゃって、かからない。

エンジンがかかったら、すぐにチョークバルブを少しだけ戻します。
少し戻さないと、ガソリンが濃くなりすぎて、逆にエンジンが止まっちゃったりしてね。

後は、エンジンが温まるにつれて、エンジンと相談しながら、
少しずつ、チョークバルブを戻していくのよ。
この時、戻しすぎると、アイドリングが低くなりすぎて、エンジンが止まっちゃう。
止まっちゃうと、次の加減が難しいね。
チョークは引くわ、アクセルはアオルわいったいどっちやねん。と言う状態になって、
結局プラグが湿っちゃって、かからない。てな状態がいくらも有りましたな。

この車の場合は、エンジンが温まると、

イメージ 2ランプ

黄色いランプが点いて、お知らせしてくれます。(・∇・)b
チョークを戻しましょう。
エンジンが温まると、自動でパチンと、戻る車も有りました。

エンジンが温かい時の始動方法は、また違って、
今度はガソリンが濃くならないように、
チョークを引かずに、アクセルを少し開いて、スロットルバルブを少し開いて、
空気をたくさん送り込んでエンジンをかけるんですね。

これは、完全に自動化されるまで、いろいろなタイプが有りますね。
自動チョークはこの作業を自動でやってくれるのですね。
チョークが無くなっちゃった訳ではないのです。

この理屈が、分からない人は、いくら説明しても分からなくてね。
(`д´)ノ「チョーク引かなくてもかかるようにしてくれ。」
なんて言われても、無理なものは無理なのです。

チョーク引いたままどっか行っちゃって、
帰ってきたら煙が出てたとかね。
これが自動化されただけで、大分車の寿命が延びましたね。