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一級小型自動車整備士口述試験を受けてきたよ

平成18年度第2回自動車整備士技能検定学科(口述)試験
〔一級小型自動車整備士〕
を受けてきたよ(・∇・)ノ

それでは、早速本題から。
試験問題を教えちゃう。

問題1.下図は「整備対応手順の流れ」を示したものです。下記の情報をもとに「問診」を実施しなさい。
 また、問診後、どこがなぜ悪いか不具合の原因について試験員が質問するので口頭で回答しなさい。

図は省略

〔情報〕
整備依頼者サトウ氏が、「走行中に振動がするようになった。」という不具合に係る修理を依頼するために、当該自動車に乗って整備工場を訪れた。
 これまでに得た情報は、次のとおりである。
1.サトウ氏は、当該自動車を片道約50kmの通勤に使用しており、そのうち約30kmは、高速道路を走行している。
2.当該自動車に関する情報
初度登録年   :平成11年
エンジン      :電子制御式ガソリン・エンジン
総排気量      :1,498cc
駆動方式      :前輪駆動(FF)
トランスミッション :電子制御式4速オートマティック・トランスミッション
総走行距離     :72、000km


問題2.下図は「整備対応手順の流れ」を示したものです。下記の情報をもとに「整備内容説明」を実施しなさい。特に、EGRバルブの交換の説明においては、「なぜ、アイドリング時にエンジンが不調なのか。」についても説明しなさい。
 また、試験員が「整備内容説明」の途中で質問をする場合があるので、その質問に答えなさい。
 なお、試験の都合上、点検整備記録簿に記載された点検良好の箇所、整備保証の適用及び整備料金の説明は行わなくてよい。

図は省略

〔情報〕
 整備依頼者ヤマダ氏から、「アイドリング時のエンジンの調子が悪く、エンジン警告灯が点灯している。ただし、走行を開始するとエンジンの調子は全く問題ない。」という不具合に係る修理に加え、継続検査後1年目の定期点検整備と日常点検整備を行うようにとの依頼があり、必要な点検整備作業を行った。
 これまでに得た情報及びこれまでに行った点検整備作業は、次のとおりである。
1.当該自動車に関する情報
初年度登録     :平成15年
エンジン      :電子制御式ガソリン・エンジン
           (インテーク・ポート噴射式)
総排気量      :1,498cc
駆動方式      :前輪駆動(FF)
トランスミッション :電子制御式4速オートマティック・トランスミッション
総走行距離     :61,000km

2.点検整備作業
①定期点検整備及び日常点検整備。(作業内容は用意されている点検整備記録簿のとおり)
②EGRバルブ制御系統のダイアグノーシス・コードが記録されていたため、EGRバルブを取り外して点検した結果、EGRバルブが開いたまま固着していたので、当該部品を交換したところ、良好となった。
注:なお、部品等の交換については、全てヤマダ氏に連絡して了解を得てから行った。

試験問題用紙の他に、
EGRバルブの部品の写真、エアエレメントの写真があります。
点検記録簿には、EGRバルブの交換、エアエレメントの交換、LLCの交換、サイドブレーキの調整などが、記されていました。


以上です。また明日。