福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

MC21SワゴンRハンチングその2

アイドリングが高いのですから、
ガソリンが濃い?ちょっと違います。
混合気の量が多いはずです。
もっと具体的には、吸入空気の量がまず多いはずです。

イメージ 1ボンネットを開いて

ボンネットを開けたところです。
エアエレメント廻りを外して見やすくします。

イメージ 2スロットルバルブ

吸入空気量を制御しているスロットルバルブが見えました。
アイドリングの時は、スロットルバルブがピッタリ閉まっています。
そして、アイドリングの時の吸入空気量を制御している部品は・・
そうです、①ISCバルブ(アイドルスピードコントロールバルブ)です。

②なんだか、もう一つ、なぞのバルブが付いています。
実は、これが何をしている部品なのか分からないのですが、
外して見て見ましょう。

イメージ 3謎のバルブ

バルブには、コイルのように、金属が巻いてあって、スプリングのような動きをしています。
おそらく、この金属はバイメタルでしょうか。

イメージ 4謎のバルブ、動く

しばらくすると、バルブの角度が変化しました。
やはり、バイメタルでバルブを動かしているようです。

と、言うことは、冷却水温が高い時は、このバルブは開閉しない。

おそらく、コールドスタート時のバルブでしょう。
と、言うことは、自動チョークのようなものでしょうか、
冷感時に閉じていて、温感時に開く。
もしくは、その逆でしょうか?ちょっとはっきり分かりません。
閉じたまま壊れると、温感時にアイドリングが低くなりそうですし、
開いたまま壊れると、冷感時のエンジンのかかりが悪くなりそうです。

まあ、どっちにしろ、今回の症状とは、直接関係なさそうですね。
・・つづく