ペリー
ペリー「ただいま~。」
ミラード「おかえり。どうだった?」
ペリー「いや~、素敵な旅だったよ。」
ミラード「サムライ、居た?」
ペリー「いっぱい居たぞ!サムライだらけだぞ!」
ミラード「ニンジャ見た?」
ペリー「ニンジャは見てない。だいたい、ニンジャって隠れてるんじゃねえの?」
ミラード「そう言やあ、そうだな。突然行って、怒ってなかった?」
ペリー「いや、そうでもなかったよ。サムライがカタナ見せてくれたよ。」
ミラード「ええっ!大事なもんなんじゃねえの?」
ペリー「それがさあ、サムライがいっぱい、カタナ抜いて見せてくれるのよ。
『Joy!Joy!』って口々に言ってさ。」
『Joy!Joy!』って口々に言ってさ。」
ミラード「うそっ!大歓迎じゃん。うっわ~俺も行きてっかったな~。カタナ見てっかったな~。」
ペリー「だからさ、俺も『ありがと~う。また来ま~す。』って言って帰ってきたのよ。
1年後に行く約束だったんだけどさ。俺待ちきれなくてさ。年が明けたら早速行ったのよ。」
1年後に行く約束だったんだけどさ。俺待ちきれなくてさ。年が明けたら早速行ったのよ。」
ミラード「ほうほう。」
ペリー「そしたらさ。前よりもっとたくさんの日本の若者がカタナ抜いて見せてくれんの!
なんだろうね?あれ。ジャパンの挨拶かね?」
なんだろうね?あれ。ジャパンの挨拶かね?」
ミラード「そうなの?!なんだか聞いてた話と違うね?」
ペリー「そんでさ。みんな口々に『Song for JOY!Song for JOY!』って
言ってんのよ。なんだか、俺のために歌を作ってくれたらしいのね。」
言ってんのよ。なんだか、俺のために歌を作ってくれたらしいのね。」
ミラード「うわっ!すげ~。感動じゃ~ん。うるるんじゃ~ん。」
ペリー「そうなんだよ。結局、忙しくて歌は聴けなかったんだけどね。」
ミラード「歌なんか聴いてたら、帰って来れなくなるっつうの。
おめえ、ジャパニーズになってたかもよ?」
おめえ、ジャパニーズになってたかもよ?」
ミラード「あ、あの。1/4の?デアゴスティーニだっけ?そりゃあウケルよ~。」
ペリー「見せるだけのつもりがさ、ショーグンに挙げて来ちゃった。」
ミラード「うそ?!大事にしてたじゃ~ん。」
ペリー「そして、『今度俺の友達も連れてくるから。』って言って約束してきたよ。」
ミラード「なにこれ?『日米和親条約』?開国じゃ~ん。」
嗚呼
福本児童舎の土曜日は暮れて行く