福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

ブラジルの車検

ブラジルに、親戚がいて、
以前、電話でお話しする機会が有った。

その時、
ブラジルに車検って有るのか気になって尋ねてみた。

すると、
ブラジルには、日本のそれと良く似た車検があるらしいし、
法律で車検を受けるように決まっているのだそうだ。

断っておくけど、
僕はブラジルの自動車事情には詳しくないし、
電話の相手も自動車のプロでは無い。

「う~ん。実は車検は有るんだよ。日本の車検と良く似てるよ。」
と言う感じ。

問題はその後。

「法律でも受けるように決まっているんだけど、
 受けない人もいるし、受ける人もいるよ。」

と、彼が言うには、ブラジルの国民性が、日本人の感覚とはまるで違うらしい。
結局、車検に限らず、
法律はちゃんと有るんだけど、
”それを守るのか守らないのかは、俺たちが決めるんだぜ!”
”俺たちは、そんなものには縛られないのさ!自由なんだ!”
と言う考えの人がたくさんいるらしい。

なんと言うアナーキズム!(゜□゜;)
さすが、カーニバルの国っ!

彼は、それを”国民性”と言っていたが、
われわれの感覚から、見ると、”ムチャクチャ”に感じる。
そんなんで、よく、国家が成立しているものだ。

まあ、考えて見ると、
日本の法律とやらは絶対的なもので、
「どうしてここに車を止めてはいけないの?」
と、聞いてみると、
「ここに止めたら捕まるからさ。」
と言う答えが返ってくるぐらい、法律を巡視している。
だからと言って、日本が優秀かと言うとそうでは無いかもしれないけどな。
本当は、
「ここに車を止めたら、迷惑だから。」
みんなそう考えないといけない。