福本児童舎 新館

ふくちゃんのブログ

メリクリ

やあ、みなさん。
福本児童舎です。

みんなのおうちには、サンタさんは来たかな?
うちにも、どうやらサンタさんはやってきたみたいだぞ。

うちの甥っ子なんか、サンタさんに何をお願いしたと思う?

「現金」だってよ!!そりゃあ無えだろうよ。

そして、今朝、枕元には、ぽち袋に入った現金があったんだってよ!(本当)

サンタさんもサンタさんだな!ゲンキンなやつだ。


僕が子供のころには、サンタさんは来なかった。

幼稚園ぐらいの時、友達と話をしていて、


「おまえ、サンタさんに何もらった?」

「え?何?」

「サンタさんに何もらったか聞いてんだよ」

「え?だれ?」

「サンタさんだよ!サンタさん来ただろう?」

「三田さん?」

「ちがうよ!クリスマスの話だよ」


まるで、M-1のダイアン状態


「おまえ、サンタさん知らないの?」

「・・・赤い服来た?」

「そうだよ。サンタさん来ただろう?」

「え、だれが来たって?」

「いいかげんにしろよ。プレゼントくれるんだよ。サンタさんが」

「知らない人に物をもらっちゃいけないから・・」

「そうじゃないだろう。サンタさんは知ってる人だから、いいんだよ」

「で、サンタさんってだれなの?」


なんだかもう、概念が無いから、意味が通じない。
別の友達が、おれにまかせろとばかりに、話に入ってくる


「おう、福ちゃん、俺は知ってるぜ!サンタさんは本当はな、おとうさんなんだよな。」

「へ?おとうさん?」

「そうだよな。お父さんがプレゼントをくれるんだよ。本当は。」

「おまえのお父さんがなんでプレゼントくれるんだよ。」

「ちがうよっ!僕のおとうさんじゃないよ。おまえのお父さんだよっ!」

「・・僕のお父さんは、車の修理屋さんなんだけど」

「仕事を聞いてるんじゃないよっ!プレゼントもらっただろう?」

「・・だれに?」

「だから、お父さんだって。枕元に、プレゼントが無かった?」

「何?映画の話?」

「そうじゃないよっ!」


このへんで、やっと、みんな分かってくる。
「ははあ、外国の、あの風習。日本でも本当にやってるうちがあるんだ。」
「よせ、これ以上聞くのはやめよう。・・・こいつはプレゼントをもらってない。


そう言う、おいら、
小学校4年生ぐらいの時に、
おやじに、言ってみたことがある。


「うちには、サンタさんは来ないのかなあ。」

「・・何か言ったか?」

「ぷ、プレゼントちょうだい。」

「・・何で?」

「クリスマスだから」

「仏壇に手を合わして拝んでみろ。何か出てくるかもしれないから。」

「ダメだこりゃ・・・普通はクリスマスプレゼントって、もらうんだってよ!」

「だったら、正月の立場はどうなるんだっ!お年玉いらねえのか?」

「待ったマッタ!そういえば、お年玉も貰ったこと無かった」(本当)

「・・;っ!!おまえ、おじいちゃんとか、おじちゃんとかに貰ってるじゃねえか」

「それと、これとは別だろうっ!」

「何で別なんだよ。おまえ、おとうちゃんがいるから、親戚からお年玉貰えるんだぞ」(大人の事情!)



まあ、一回ぐらいは、プレゼント貰ったことが有ります。
言ってみるもんですね。

今はもう、サンタさんが来ない家は少ないと思うんですが、
昔は、こんな感じでしたよね?
そうですよね?